クリニックニュース

2017.10.12更新

ステロイドはもともと副腎という臓器で作られるホルモンで、皮膚に使うものは外用剤として人工的に合成したものです。

いくつかの作用がありますが、皮膚へは大きく分けて

・抗炎症作用

・免疫抑制作用  があります。

 

皮膚炎や湿疹群において第一選択の薬となり、皮膚を通して吸収され患部に直接作用するため

「皮膚に起こった火事(炎症)を消してくれる消防車(ステロイド)という役割」と、例えられた先生がおられました。わかりやすいですね。

 

 

投稿者: 平井皮膚科クリニック

2017.10.10更新

副腎皮質ステロイド外用剤(以下ステロイド)は皮膚科で最も多く処方される塗り薬です。

アトピー性皮膚炎や皮膚の病気以外の人でも、湿疹をはじめ、かぶれや虫刺され、あせもなど様々な症状で塗ったことのある人は多いのではないでしょうか。

 

ステロイドを正しく適切に使用して、皮膚のトラブルが少しでも改善されるようにステロイドについてお話していきます。

 

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投稿者: 平井皮膚科クリニック

2017.08.17更新

爪水虫には外用と内服があります。爪水虫=飲み薬でないと治らない、というイメージが強いと思いますが、近年爪に浸透しやすく効果の高い爪水虫専用の塗り薬が登場しました。

症状や持病の有無、患者さんの生活スタイルなどに合わせてどちらかを選択していきます。

 

塗り薬の場合は1日1回使用します。男性や高齢の方でも塗りやすい刷毛がついているタイプも登場しています。

持病があり薬を飲まれている場合でも併用することが出来、副作用チェックの採血は必要ありません。

ただし、爪が生え変わるまで外用するため1年の治療期間が必要です。

 

内服での治療は副作用の有無を確認するため定期的な採血を必要とし、治療期間は3か月~半年が目安です。

持病や現在飲まれている薬の種類によっては内服での治療ができないため、受診の際はお薬手帳を持参してください。

 

皮膚は数か月できれいになることが多いですが、爪は気長に治療しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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投稿者: 平井皮膚科クリニック

2017.08.10更新

感染すると多くの場合、白~黄色に濁ってぼろぼろと欠けたり爪が徐々に肥厚(爪が厚くなること)や変形していきます。

肥厚や変形は長い間放置すると、周囲の皮膚に痛みを生じたり普段の靴が履けなくなったりします。

 

検査は爪から検体をピンセットで採取して顕微鏡で白癬菌がいるかどうかその場で確認します。

白癬菌が確認できたら、治療を開始します。足の裏や趾間にも症状があれば検査して、皮膚と爪を同時に治療します。

 

爪の色や形の変化は爪水虫だけではなく別の病気の可能性もありますから、自己判断をせず皮膚科を受診しましょう。

市販の水虫薬を使用している方は、薬の影響で検査がうまくいかないことがあるため、2~3週間ほど使用をやめてから受診することをおすすめします。

 

 

 

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投稿者: 平井皮膚科クリニック

2017.08.07更新

爪水虫とは、はくせん(白癬)菌と呼ばれるカビの感染によって起こる爪の病気で、爪白癬と呼ばれます。

白癬菌は足の皮膚に感染すれば足白癬(いわゆる水虫)、体に感染すれば体部白癬(いわゆるたむし)と呼ばれています。

 爪水虫は爪の見た目は変化しますが、かゆみがなく見過ごされがちです。

 

一説には日本人の10人に1人は爪水虫にかかっている可能性があるといわれています。(ちなみに足の水虫は5人に1人とも言われています!)

 

爪が黄色く濁っている、ぼろぼろと剥がれおちる、厚く変形している…などの症状がある方は皮膚科で検査・治療することができます。

 

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投稿者: 平井皮膚科クリニック

2017.06.15更新

紫外線環境保健マニュアル2015(環境省作成)では以下の紫外線対策を示しています。

環境省のホームページで確認できます。

 

日常生活に取り入れやすい紫外線対策です。

 

1.紫外線の強い時間帯を避ける

2.日陰を利用する

3.日傘を使う、帽子をかぶる

4.衣服で多う

5.サングラスをかける

6.日焼け止めを上手に使う

 (環境省 紫外線環境保健マニュアル2015より引用)

 

遮光は上手に 習慣づけていくとよいでしょう。

 

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投稿者: 平井皮膚科クリニック

2017.06.12更新

日焼け止めは

SPF・・・UVBを防ぎます。15、30などと表記。日本では最大50。

PA・・・UVAを防ぎます。+、++と表記。最大++++。

 

 

日焼止めのポイントは

①UVBとUVAの両方に有効なものを選ぶ

②SPFは15以上、PAは+以上のものを選ぶ

③少し厚めに塗る

④塗り直しをする(ウォータープルーフでも)

 

 

小さなお子さんや肌が弱い方、アトピー性皮膚炎の方、ピーリングの後などには

紫外線吸収剤が入っていないノンケミカル(紫外線散乱剤)と言われているものを選ぶと刺激が少なく良いでしょう。

最近ではビタミンCが配合されていたり、コンシーラータイプなどさまざまな日焼け止めが発売されています。

用途に合わせて使い分けるのもよいでしょう。

 

 

flower2JR総武線平井駅北口より徒歩2分、東向島、曳舟方面からも多数お越しいただいておりますflower2

 

 

 

投稿者: 平井皮膚科クリニック

2017.06.06更新

紫外線とは、太陽光線の種類の一つで、最も光老化に影響をあたえています。

 

紫外線の量は 

・正午が一番強い(午前10時から午後2時までで一日の60%)

・快晴で100%、うす曇りで80%、曇り60%、雨40%

・日本では6~8月がもっとも強い

・高度に左右される(1000M上昇すると10%アップ)

・雪や砂は紫外線を強く反射させる

 

と言われています。

 

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投稿者: 平井皮膚科クリニック

2017.06.02更新

紫外線は主にUVAとUVBがあります。

 

UVAは波長が長く皮膚の真皮の深いレベルまで達します。真皮ではコラーゲンなどが張りめぐらされており、肌の弾力が保たれてるのですが、紫外線を浴び続けるとそれらが変性し本来の機能を失います。さらにその下の皮下組織の支えも弱くなることで「しわ」や「たるみ」の原因となります。

 

UVBは波長が短く真皮+浅い層に留まります。表皮ではメラニンを作り、周囲の細胞に渡して紫外線から肌を守ろうとしています。過剰に日に焼けた時は、メラニンが多量に作られ「しみ」となっていくのです。

 

紫外線を防ぐには、日焼け止め(サンスクリーン剤)を肌や目的によって上手に使用したり、日常的に対策を行うとよいでしょう。

 

特に紫外線の強い4月から9月は対策がおすすめです。

 

flower2平井皮膚科クリニックは小松川・立花方面からもご利用されていますflower2

 

 

投稿者: 平井皮膚科クリニック

2017.05.29更新

紫外線をはじめとする太陽光線は、適度に浴びることで一日に必要なビタミンDが皮膚で生成され骨の健康を保つのに役立っています。

しかし、長期間太陽の光を無防備に浴びると、「肌の光老化」がおこります。

 

肌の光老化は年齢を重ねて生じる生理的な老化とは異なり、しみやしわ、たるみ、さらには皮膚がんの発症に深く関係してきます。

生理的な皮膚の老化は細かなしわやぼんやりしたシミですが、光老化では深く大きなしわ、はっきりとしたシミになるといわれています。

 

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投稿者: 平井皮膚科クリニック

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