蕁麻疹
2024.11.25更新
だいぶ冷え込むようになって秋らしくなってきましたね
さて今回は「蕁麻疹(じんましん)」についてお話ししたいと思います
じんま疹ってどんな病気?
皮膚の一部が突然赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡形もなく消えてしまう病気で、大抵は痒みを
伴いますがチクチクしたかゆみに似た感じや焼けるような感じを伴うこともあります。
ブツブツや赤みは数十分から数時間以内に消えるものや、半日から1日くらい続くものもあります。
蕁麻疹の原因は?
食品やお薬、寒冷など特定のきっかけがあった時に現れるものと、原因がわからないものがあります。
最初の症状が出始めてから1ヶ月以内のものを急性蕁麻疹、それ以上続くものを慢性蕁麻疹と呼びます。
慢性蕁麻疹はほとんどの場合、原因を明らかにすることは出来ません。疲れやストレスが原因になることもあります。
多くは夕方から夜に現れて、翌朝〜翌日の午前中頃には消えてまた夕方から出始めるという経過をたどります。
皮膚症状だけでなく、倦怠感、関節痛、発熱などの症状がある場合は内臓の病気を疑い、検査を行う必要があります。
蕁麻疹の治療法は?
治療の第1はできるだけ原因・悪化因子を探し、それらを取り除く、または避けるようにすることです。
第2は薬による治療です。抗ヒスタミン薬または抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー薬が用いられます。これらの
薬は蕁麻疹の種類によらず効果が期待できます。
蕁麻疹の対処法と予防法は?
蕁麻疹の症状が出た時は掻けば掻くほど、かゆみが広がり、湿疹化してしまう恐れがあるので患部を掻かないようにしましょう。
どうしてもかゆい場合は濡れタオルなどで患部を冷やして、一時的にかゆみを抑えましょう。
予防法は蕁麻疹の原因として特定の食物や物質、刺激が特定できた場合は、それらを避けて生活をしましょう。
また、蕁麻疹はたいてい自然に治っていきますが、中には内科的な病気が関係しているケースもありますので、原因がよく分からない
蕁麻疹が続く場合は、自己判断せずに医師に相談しましょう。
参考文献:皮膚科Q&A
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa9/q01.html
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