クリニックニュース

2016.09.30更新

当院では接触皮膚炎の検査として、パッチテストパネルSを使用しています。

パッチテストとは、かぶれの原因として皮膚に接触する化粧品、日用品、金属、薬剤、香料、防腐剤などが関係しているか実際にその成分を皮膚に貼って反応をみる検査です。

パッチテストパネルSは日本人がかぶれやすいとされている計22種類のアレルゲンが一度に調べることができます。

 

金属・・・ニッケル、クロム、金、コバルト、

医薬品・・・フラジオマイシン(外用剤)、カインミックス(局所麻酔剤)

樹脂・・・ロジン(インク、ニスなど)、ペルーバルサム(香料、化粧品、日焼け止めなど)、ホルムアルデヒド樹脂(接着剤、塗料など)、p-tertブチルフェノール(ゴム革製品)、エポキシ樹脂(コーティーング剤など)

防腐剤・・・イソチアゾリノンミックス(外国製化粧品など)、ホルムアルデヒド、チメロサール(ワクチン、点眼、コンタクトレンズの洗浄剤など)、パラベンミックス

ゴム・硬化剤・・・カルバミックス、黒色ゴムミックス、ペルカプトベンゾチアゾール、メルカプトミックス、チウラムミックス、メルカプトベンゾチアゾール

染料・・・パラフェニレンジアミン(毛染め、インク、ヘナタトゥなど)

香料・・・香料ミックス

油脂・・・ラノリン(つや出し、化粧品、外用薬など)

 

投稿者: 平井皮膚科クリニック

2016.09.27更新

ある物質が頻回に皮膚に触れ、皮膚から吸収されることで起こるかゆみ、湿疹、いわゆる"かぶれ"のことをアレルギー性接触皮膚炎といいます。特定のアレルゲン(物質)が皮膚に触れた後、体がアレルギー反応を起こす体質(感作される)になり、再びそれに触れることによって引き起こされる皮膚炎です。赤くなってかゆみや痛み、水疱(みずぶくれ)などの症状が起こります。

 

 塗り薬などで一次的に良くなっても慢性的に皮膚炎を起こしていると、皮膚の赤みが続いたり茶色く色素沈着を起こします。

アレルギー性接触皮膚炎は原因を取り除く事で今後の予防につながります。

 

 

 

 

投稿者: 平井皮膚科クリニック

2016.09.20更新

当院では一度の採血で36項目のアレルギーの原因がわかる検査を実施しています。

 

 

吸入系のハウスダスト、ダニ、いぬねこ皮屑、真菌(カビ)、ラテックスのほかに8種類の花粉、食物系20項目が少量の採血で一度に調べることができます。結果はクラス0~6という段階で示されどの物質にアレルギーが出やすいか、わかりやすく判定されます。

 

また花粉は、杉やブタクサ以外はなかなか知られていないものもありますから、冬から春以外に花粉症の症状がある方などは検査をしてみるのもよいでしょう。

アトピー性皮膚炎の方は悪化因子の検索として検査することもあります。

 

 蕁麻疹で食べ物との関連を心配されこの検査を希望される患者さんが多くいらっしゃいます。食べ物が関連している蕁麻疹は大人ではわずかな確率ですが、思い当たる場合は、まず蕁麻疹がでた前の食事の日記をつけてある程度の「あたり」をつけるとよいでしょう。

 

 

土日も午前中の診察時間内に検査は実施しておりますが検査をご希望の際は受付時間終了の30分ほど前のご来院にご協力お願いします。

約1週間~10日で結果がでますので再度ご都合のいい日に来院してください。

申し訳ございませんが乳幼児や小さなお子様の採血は当院ではできませんのでご了承ください。

 

投稿者: 平井皮膚科クリニック

2016.09.02更新

一日一回、片目ごと専用のブラシに薬を一滴垂らして上まつ毛の生え際に塗布します。

 

①化粧を落とし、洗顔後清潔な状態で使用します。

②専用のブラシに一滴たらし、上まつ毛の生え際の部分を目頭から目じりの方向へ丁寧に塗ります(アイラインの要領で)。

③液が生え際以外についた場合はティッシュなどですぐに拭き取る、または洗い流します。

④一日に何度も塗っても効果が促進されるわけではないので、一日一回を守りましょう。ブラシは一回づつ、片目ごとの使い捨てです。

⑤片方を塗ったら、ブラシを新しいものして反対にも塗布します。

 

コンタクトレンズは外してから使用してください。グラッシュビスタを塗った後にコンタクトを装着する場合は15分はあけてください。

一箱にブラシが140回分、両目に使用した場合は約70日使用できます。

グラッシュビスタは上まぶた専用のため下まつ毛には塗らないようにしましょう。

投稿者: 平井皮膚科クリニック

平井皮膚科クリニック TEL:03-5655-1211 平井皮膚科クリニック TEL:03-5655-1211