多汗症②~治療~
2016.07.29更新
当院での多汗症の治療は以下のものになります。
①塩化アルミニウム液(自費薬品)
手のひらや足の裏など寝る前に塗ります。より効果を出すために、塗った後手袋や靴下などを使用する密封療法をお勧めしています。毎日連続で続けていただき、汗の量が減ってきたら1週間に一度にし継続すると良いでしょう。
当院で2000円をお支払いただき(診察料+処方箋料)、隣の薬局にて1000円(調剤料)をお支払いただきます。
ただし、中にはこの薬にかぶれてしまう方もいますので、その場合はかぶれの治療を行います。
②内服治療(保険診療)
塩化アルミニウムでかぶれてしまう方や部位によって抗コリン薬などの飲み薬が処方されることもあります。
飲み薬ですので全身性の多汗症にも効果がみられるのですが、全身の多汗はごく稀に甲状腺の病気や糖尿病など他の病気が原因となることがあります。
全身の多汗症の方は採血検査をするのもいいでしょう。最近、健康診断を受けていない…かかりつけ医がない…という方は当院より徒歩5分の場所にある仁愛堂クリニックをご案内しています。エコーやレントゲン、内視鏡もございますのでご相談ください。
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