男性の紫外線対策
2023.07.31更新
この季節になると、時々、「男性だから・黒くなっても気にしないから、紫外線対策はしない」という声をききます。
紫外線防御対策は、美容の為だけではなく、病気から身を守るために、性別を問わず行っていただきたいです!
特に、外でお仕事をされている方は、男性でも日焼け止めの使用をおすすめします。
以前の紫外線についての記事はこちら(数字をクリック)です。
① 紫外線とは 紫外線の悪影響 紫外線はいつから
② 紫外線対策 子供の紫外線対策 赤ちゃんの紫外線対策
③ 日焼け止めとは 日焼けしてしまったら まとめ
【 紫外線の悪影響 】
紫外線を浴びることで、日焼け・シミ・シワ・脂漏性角化症(良性腫瘍)・皮膚がん(悪性腫瘍)・紫外線角膜炎・翼状片・白内障といった病気のリスクを高めます。
また紫外線による皮膚の炎症がきっかけとなり、口周りの単純ヘルペスが再発することもあります。
詳しくは紫外線①~紫外線とは~の【 紫外線の悪影響 】をご確認ください。
【 紫外線防御対策 】
・日焼け止めを塗る。
特に外でお仕事されている方に使用をおすすめします。
日焼け止めの選び方・塗る範囲などは紫外線③~日焼け止め~をご確認下さい。
・帽子をかぶる。
頭皮や顔・首回りを守りましょう。
・衣服で覆う。
遮光効果のある衣服や、アームカバーなどもおすすめです。
最近は涼しく過ごせる素材のものも見かけます。
・日傘をさす。
熱中症対策にもおすすめです。
最近は男性も手に取りやすいデザインの日傘や、100%遮光の高機能日傘なども出回っています。
・サングラスをかける。
紫外線は白内障のリスクも高めると言われていますので、眼も守りましょう。
・紫外線の強い時間帯は外出を避ける。
一日の中で一番紫外線の強い時間は正午です。
日焼け止めを塗るだけではなく、様々な対策方法を重ねて行うことが、より効果的です。
また、万が一日焼けをしてしまったら、できるだけ早めに冷水や冷タオルなどで冷やしましょう。
詳しくは紫外線③~日焼け止め~の【 日焼けしてしまったら 】をご確認ください。
当院では皮膚のほか、頭から爪まで様々な治療を行っています。
お困りの際は平井皮膚科クリニックまでお問い合わせ、ご来院ください。
参考文献:
環境省 紫外線環境保健マニュアル2020
https://www.env.go.jp/content/900410650.pdf
環境省 紫外線環境保健マニュアル 2008
https://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_pdf/full.pdf
国土交通省 気象庁 オゾン層紫外線の知識
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/ozonehp/3-0ozone.html
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