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2023.04.23更新

こんにちは、平井皮膚科クリニックですglitter3

前回は、紫外線の悪影響についてお話ししました。

今回は紫外線の防御対策についてお話しします!gya

 


 

【 紫外線対策 】
健康被害のリスクを減らすためにも、紫外線対策をしましょう。
紫外線対策には、帽子の着用・日傘の使用・衣服で覆う・サングラスをかける・日焼け止めの塗布などが有効です。
また、紫外線は地表面からも反射してきますので、総合的な紫外線対策を行うことが大切です。

*天候と紫外線
曇りの時は太陽が出ていないので日焼けはしない、と考える方も多いかと思います。
ですが、薄い雲の場合、紫外線の80%以上が通過します。
太陽が出ていなくても紫外線がないわけではありませんので、天候にかかわらず紫外線防御をしてください。

*紫外線の強い時間帯の外出を控える。
一日の中で一番紫外線の強い時間は正午です。
一般的に、太陽高度が高いほど紫外線は強くなります。
その為、紫外線の多い季節は外出を朝や夕方に済ませるなど、できるだけ紫外線を避ける生活をしましょう。

紫外線が人体に及ぼす影響の度合いを知るために、UVインデックスというものがあります。
外出する際は、UVインデックス3以上の時間帯を避けると良いです。

※UVインデックス
UVインデックスとは、紫外線の強さを指標化したものです。

気象庁では紫外線情報を公開しています。

*地表面の紫外線反射率
草地・土 …… 10%以下
アスファルト …… 10%
砂浜 …… 25%
水面 …… 10~20%
新雪 …… 80%
砂浜や新雪は特に紫外線を反射します。
海やスキー等に出かける際は、紫外線防御をしてください。

*子供の紫外線対策
多くの人が子供のうちに大量の紫外線を浴びていると考えられています。
子供のころに浴びた紫外線による悪影響は、何十年もたってから出現します。
子供のうちから紫外線を浴びすぎないように、帽子・衣類・日焼け止めなどで紫外線防御をしてください。

最近では、小さな子供でも使える日焼け止めがあります。
当院でも幼児が使っても問題のない肌に優しい日焼け止めクリームを販売していますので、受付にてお気軽にお声がけください。※発注になります。

*赤ちゃんの紫外線対策
母乳栄養やアレルギーなどの理由で食事制限をしている赤ちゃんは、ビタミンDが不足しがちです。
そのため、適度な紫外線をうけることで、ビタミンDを得る必要があります。
赤ちゃんの肌は大人の肌と比べて皮膚が薄く、紫外線による悪影響を受けやすいため、
・長時間紫外線を浴びない。
・天気の良い日は日光が赤ちゃんに直接当たらないようにする。
・日差しの強い時間帯を避ける。(地域や季節によるが、9時~15時を避ける。)
・薄い長そでを着せてあげる。
などの注意が必要です。

 


 

 

今回は紫外線防御対策についてお話ししました。

 

当院では皮膚のほか、頭から爪まで様々な治療を行っています。
お困りの際は平井皮膚科クリニックまでお問い合わせ、ご来院ください。

参考文献:
環境省 紫外線環境保健マニュアル2020
https://www.env.go.jp/content/900410650.pdf
環境省 紫外線環境保健マニュアル 2008
https://www.env.go.jp/chemi/uv/uv_pdf/full.pdf
国土交通省 気象庁 オゾン層紫外線の知識
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/ozonehp/3-0ozone.html

 

投稿者: 平井皮膚科クリニック

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