クリニックニュース

2018.05.17更新

まだ5月ですが30度近い気温の日が多くなってきましたね。

まだ暑さに慣れていない時期ですから体調を崩しやすく注意が必要です。気温の上昇とともに「あせも」も増えてきました。

あせもとは汗疹(かんしん)、汗貯留症候群とも言われています。

汗を沢山かくと汗の管である汗腺が閉塞して起こる皮疹で、夏に多い汗疹は1,2㎜ほどの赤いブツブツ(小丘疹)ができ、しばし痒みを伴います。

好発部位は肘や膝の裏、首、腋、お腹や背中です。痒みがある、湿疹化した場合はステロイドを外用します。

 

特に乳幼児は大人より体温が高いですから通気のよい肌着の使用やエアコン、除湿器などを上手に活用しましょう。

汗は決して悪者ではなく体温調整に必要なものです!

あせもを怖がらず、沢山遊んで汗をかいたらそのままにしないで、肌着をこまめに着替える、シャワーでさっと流したり、タオルを水に浸して優しく当ててふきとる工夫をしてみましょう。

 

flower2乳幼児も診察しています。 江戸川区 平井皮膚科クリニックflower2

 

投稿者: 平井皮膚科クリニック

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