クリニックニュース

2017.08.17更新

爪水虫には外用と内服があります。爪水虫=飲み薬でないと治らない、というイメージが強いと思いますが、近年爪に浸透しやすく効果の高い爪水虫専用の塗り薬が登場しました。

症状や持病の有無、患者さんの生活スタイルなどに合わせてどちらかを選択していきます。

 

塗り薬の場合は1日1回使用します。男性や高齢の方でも塗りやすい刷毛がついているタイプも登場しています。

持病があり薬を飲まれている場合でも併用することが出来、副作用チェックの採血は必要ありません。

ただし、爪が生え変わるまで外用するため1年の治療期間が必要です。

 

内服での治療は副作用の有無を確認するため定期的な採血を必要とし、治療期間は3か月~半年が目安です。

持病や現在飲まれている薬の種類によっては内服での治療ができないため、受診の際はお薬手帳を持参してください。

 

皮膚は数か月できれいになることが多いですが、爪は気長に治療しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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投稿者: 平井皮膚科クリニック

2017.08.10更新

感染すると多くの場合、白~黄色に濁ってぼろぼろと欠けたり爪が徐々に肥厚(爪が厚くなること)や変形していきます。

肥厚や変形は長い間放置すると、周囲の皮膚に痛みを生じたり普段の靴が履けなくなったりします。

 

検査は爪から検体をピンセットで採取して顕微鏡で白癬菌がいるかどうかその場で確認します。

白癬菌が確認できたら、治療を開始します。足の裏や趾間にも症状があれば検査して、皮膚と爪を同時に治療します。

 

爪の色や形の変化は爪水虫だけではなく別の病気の可能性もありますから、自己判断をせず皮膚科を受診しましょう。

市販の水虫薬を使用している方は、薬の影響で検査がうまくいかないことがあるため、2~3週間ほど使用をやめてから受診することをおすすめします。

 

 

 

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投稿者: 平井皮膚科クリニック

2017.08.07更新

爪水虫とは、はくせん(白癬)菌と呼ばれるカビの感染によって起こる爪の病気で、爪白癬と呼ばれます。

白癬菌は足の皮膚に感染すれば足白癬(いわゆる水虫)、体に感染すれば体部白癬(いわゆるたむし)と呼ばれています。

 爪水虫は爪の見た目は変化しますが、かゆみがなく見過ごされがちです。

 

一説には日本人の10人に1人は爪水虫にかかっている可能性があるといわれています。(ちなみに足の水虫は5人に1人とも言われています!)

 

爪が黄色く濁っている、ぼろぼろと剥がれおちる、厚く変形している…などの症状がある方は皮膚科で検査・治療することができます。

 

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