本日は帯状疱疹についてお話しします
≪帯状疱疹とは≫
体の左右どちらかに痛みを伴う赤い発疹と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。
水ぼうそうにかかった事がある人は誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
水ぼうそうのウイルスが体の中に潜んで、加齢、ストレス、過労などが引き金となり発症します。
50代から発症が増えますが、若い人に発症することも珍しくありません。
≪合併症≫
目の周囲の帯状疱疹では角膜炎・結膜炎。
耳の周囲の帯状疱疹では耳鳴り・難聴。
顔面神経麻痺などが生じることがあります。
≪やっかいな後遺症 帯状疱疹後神経痛≫
通常は皮膚症状が改善してくると痛みも消えますが、ピリピリするような痛みが持続します。
痛みの強さや期間の経過は、個人差はありますが数か月から数年持続することもあります。
≪治療≫
内服薬はウィルスの増殖を抑えることにより、皮膚の症状や痛みを和らげ回復の期間を短縮します。
早期に内服を開始することで、帯状疱疹後神経痛への移行を防ぐことが期待できます。
また、必要に応じて痛み止めや外用薬が使われます。
帯状疱疹は早期に適切な治療を行うことが大切です。
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