クリニックニュース

2025.08.30更新

当院《平井皮膚科クリニック》が属する医療法人社団 俊爽会では患者様の健康意識を高め、健康寿命を伸ばしていただくための取り組みを行っております

9月の取り組みは


婦人科健診(乳がん・子宮頸がん・子宮体がん)

乳がん
乳がんは、女性が最もかかるがんの一つであり、特に40代、50代の女性の死亡原因の上位を占めています。しかし、乳がんは早期に発見し適切な治療を受ければ、10年後の相対生存率が90%以上という非常に高い確率で克服できます。

乳がんのリスクを上げる要因にはいくつかの特徴があります。

1、初潮が早い、閉経が遅い: 女性ホルモンにさらされる期間が長いほどリスクが高まります。

2、出産・授乳の経験がない: 出産や授乳が乳腺の保護的な役割を果たすと考えられています。

3、家族歴:特に お母様、姉妹、娘さんに乳がんを患った方がいる場合、遺伝的な要因が関係している可能性があります。

4、閉経後の肥満: 脂肪細胞が女性ホルモンを作り出すため、リスクが増加します。

5、生活習慣: 過度な飲酒、喫煙、運動不足もリスクを高めます。

乳がんの検査は、触診やマンモグラフィ、エコー検査があります。

子宮頸がん
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で発生します。HPVは非常にありふれたウイルスで、多くの女性が一生に一度は感染すると言われています。ほとんどの場合、ウイルスは自然に排除されますが、まれに長期にわたって感染が持続すると、数年から数十年かけてがんへと進行することがあります。

この病気の最も厄介な点は、初期には自覚症状がほとんどないことです。そのため、自分では気づかないうちに進行してしまう可能性があります。だからこそ、検診による早期発見が何よりも重要になります。子宮頸がんは、早期に発見して治療すれば、90%以上が助かるとされています。

近年、20代から30代の比較的若い世代に増加傾向にあり、20歳以上の女性に対し2年に1回の定期的な検診を推奨しています。ご自身の健康を守るために、積極的に健診を受けましょう

子宮頸がんの検査は、HPV(ヒトパビローマウイルス)検査や子宮頸部細胞診があります。

子宮体がん
子宮体がんは、子宮内膜に発生するがんで、子宮頸がんとは原因も性質も異なります。ホルモンの異常が深く関わっていると考えられており、特に閉経後の50代から60代の女性に多く見られます。最近では、子宮がん全体の約半数を占めるほど増加しています。

子宮体がんには、比較的早い段階で自覚症状が現れるという特徴があります。最も代表的な症状は、不正出血(生理期間ではないのに出血があること)です。月経不順のある方、閉経後に出血があった方、月経時以外に出血がある方は放置せず、すぐに受診し、たとえ症状がなくても定期的な検査をして早期発見につなげましょう。自分の体の声に耳を傾けることが、健康な未来への第一歩ですglitter

子宮体がんは子宮内膜細胞診、経腔超音波検査、骨盤腔MRI検査があります。

 

※検査は近隣賛育会病院へのご案内となります。

マンモ

子どもに多い皮膚症状・ウイルス性疣贅(いぼ)

お子さんに多い皮膚症状:アトピー性皮膚炎やおむつかぶれ、乳児脂漏性皮膚炎、汗疹(あせも)、とびひ(水ぶくれが広がる感染症)、水いぼ、いぼ、手足口病などがあります。皮膚のバリア機能が未熟なため、日々のスキンケアと早めの受診が大切です。

平井皮膚科クリニックではお子様の皮膚トラブルを丁寧に診察し、一人ひとりに合った治療法をご提案します。専門医が、正確な診断とわかりやすい説明で、ご家族の不安を和らげます。ご家庭でのスキンケア方法もアドバイスいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

ウイルス性疣贅:手足などに硬く盛り上がったしこりを作る病気です。主にヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で、ウイルスが皮膚の小さな傷から入り込み、数ヶ月かけて形成されます。いぼに触れたり、タオルや器具を介して他の人にうつったり、体の他の場所に広がったりすることもあります。治療方法は液体窒素による治療が一般的です。

疣贅

私たちとはじめませんか?健康意識改革!

~医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一 監修~


《平井皮膚科クリニックの特徴》

健康や病気について学べるクリニック
当院では皮膚のほか、頭から爪まで様々な治療を行っています。
お困りの際は平井皮膚科クリニックまでお問い合わせ、ご来院ください。

《アクセス》
JR総武線平井駅北口から徒歩2分にございます。

 

投稿者: 平井皮膚科クリニック

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