こんにちは、平井皮膚科クリニックです。o(^▽^)o
今回ニキビについてQ&Aでお答えします。
にきびには、どんな症状がありますか?
にきびの最初の症状は、面皰(めんぽう)という皮脂が毛穴にたまった状態です。にきびには、毛穴の先が閉じている白にきびと、毛穴の先が開いている黒にきびがあります。面皰が炎症をおこすと赤いぶつぶつ(丘疹(きゅうしん))となり、さらに炎症が進むと膿がたまったぶつぶつ(膿疱(のうほう))になります。さらに炎症がひどくなると、皮膚の下に膿がたまった袋ができたり(嚢腫(のうしゅ))、硬く大きく触れる状態(硬結(こうけつ)あるいは結節(けっせつ))になったりします。炎症が治まって平らになっても、赤み(炎症後紅斑(えんしょうごこうはん))が一時的に残ります。この赤みは時間とともに消えますのでご心配ありません。しかし、炎症が強いと、盛り上がったケロイド状の痕(あと)(肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん))やへこんだ痕(陥凹性瘢痕(かんおうせいはんこん))が残ってしまうことがあります。
実際のにきびの症状は、面皰や丘疹、膿疱、炎症後紅斑などが混じっています。
化粧(メイクアップ)はしてはいけませんか?
にきびがあるから化粧(メイクアップ)をしてはいけないということはありません。しかし、赤いにきびを隠すために、にきびの上にファンデーションやコンシーラーを塗り重ねることはお勧めできません。ファンデーションは薄くし、アイメイクやリップメイクを強調することで、にきびが相対的に目立たなくなるようにするのがいいでしょう。1日の活動が終わったら、クレンジングをしてきちんと化粧を落としてください。オイルクレンジングをしてもかまいません。そのあと必ず洗顔料をつかったダブル洗顔をしてください。すすぎを十分にすることも大切です。特に生え際や顎は、化粧が残らないように念入りに洗ってください。
大人ニキビの治し方は?
大人ニキビの最善の対策は、スキンケアでうるおいをプラスするということ。 日常的に正しいスキンケアをして外側から保湿をし、うるおいの膜を作っておきます。 また、化粧水で重要なのは、低刺激で保湿性に優れ、浸透力の高いものを選ぶということです。 化粧水、クリームをつけるときの注意としては、しっかりとなじませる時間を取ることです。
当院では皮膚の他、頭から爪まで様々な症状の診察を行っております。
お困りの際は平井皮膚科クリニックまでお問い合わせ、ご来院ください。
(当院ではスキンケア商品もお取り扱いしております。購入希望の場合は当院スタッフまでお問い合わせください、)