
かかとの痛みは皮膚表面と痛む場面を確認しましょう
かかとが痛いと、「歩きすぎのせい」「靴が合わないだけ」と考えることがあります。しかし、かかとは体重がかかりやすく、靴や床との摩擦も受ける部位です。硬くなった角質、ひび割れ、魚の目のような変化、いぼ、傷、炎症など、皮膚の状態が痛みに関係する場合があります。一方で、骨や関節、腱など皮膚以外の原因もあるため、痛む場所や皮膚の見た目を確認することが大切です。
平井・平井駅・江戸川区周辺でかかとの痛みが続くときは、皮膚の変化があるかを確認し、受診先に迷う場合も医療機関へ相談しましょう。
かかとの痛みと一緒に確認したい皮膚の変化
かかとの痛みが皮膚に関係しているか考えるときは、次の点を確認します。
• 皮膚が硬く厚くなっている
• 押すと痛む小さな硬い部分がある
• ひび割れ、出血、しみる感じがある
• 赤み、腫れ、熱感、じゅくじゅくがある
• 小さな傷や異物が刺さったような跡がある
• 皮むけ、かゆみ、白っぽい変化がある
• 表面がざらつく、盛り上がるなどの変化がある
見た目だけで原因を判断するのは難しいことがあります。魚の目のように見える変化でも、いぼなど別の状態との区別が必要な場合があります。削ったり強く押したりせず、変化が続く場合は診察を受けてください。
痛み方と生活背景も手がかりになります
受診時には、どのようなときに痛むかを伝えることが大切です。
• 歩き始め、長く歩いた後、立っているときに痛む
• かかとの中央、縁、後ろ側など特定の場所が痛む
• 押したときだけ痛む、何もしなくても痛む
• 靴を替えた後や運動を始めた後に症状が出た
• 素足で硬い床を歩く機会が多い
• いつから痛み、強さや範囲がどう変わったか
• 糖尿病など治療中の病気がある
皮膚表面に明らかな変化がなく、足の奥が痛む、朝の一歩目が特に痛む、けがの後から体重をかけにくいといった場合は、皮膚以外の原因も考えられます。状態に応じて整形外科など別の診療科への相談が必要になることがあります。
自宅で気をつけたいこと
痛む部分はカッターやはさみで削らず、針でつつかないでください。出血や感染につながるおそれがあります。靴の圧迫や摩擦が気になる場合は、足に合う靴や清潔な靴下を選び、長時間の歩行や強い刺激をいったん控えます。
乾燥や浅いひび割れがある場合は、普段使用して問題のない保湿剤でやさしく保護する方法があります。ただし、深い亀裂、出血、腫れ、強い痛みがある場合や、原因がわからない場合は自己処置を続けず相談してください。市販の角質をやわらかくする製品や貼付剤は、皮膚の状態によって刺激になることがあるため、使用後に痛みや赤みが増した場合は中止しましょう。
皮膚科を受診する目安
次のような場合は、皮膚科を含む医療機関への相談をご検討ください。
• 皮膚の硬い部分や盛り上がりが痛む
• ひび割れ、出血、じゅくじゅくがある
• 赤み、腫れ、熱感がある
• 傷や異物が刺さった可能性がある
• 痛みが続く、繰り返す、歩行に影響する
• 自己処置や市販品の使用後に悪化した
• 糖尿病などがあり、足の傷や色の変化に気づいた
急に腫れて強く痛む、赤みが広がる、発熱を伴う、けがの後に体重をかけられない場合は、早めに医療機関へ相談してください。
平井皮膚科クリニックでの相談
平井皮膚科クリニックでは、皮膚科として、かかとの皮膚の硬さ、ひび割れ、赤み、傷などを確認し、症状の経過や靴、歩行、日常生活について伺います。皮膚以外の原因が疑われる場合は、状態に応じた受診先をご案内することがあります。
診察は時間帯予約制です。WEB予約時にネット問診を入力できる場合は、痛みが始まった時期、痛む場所と場面、皮膚の変化、使用した市販品などをご記入ください。来院後の確認がスムーズになりやすいです。ご予約はこちら
かかとの痛みに関する一問一答
Q1. かかとの痛みは皮膚科で相談できますか?
A. はい、皮膚の硬い部分、ひび割れ、赤み、傷などを伴う場合は皮膚科で相談できます。皮膚以外の原因が考えられる場合は、別の診療科が適することもあります。
Q2. 魚の目のような部分を自分で削ってもよいですか?
A. 自分で深く削ることは避けてください。出血や感染のおそれがあり、魚の目以外の可能性もあるため、痛みが続く場合はご相談ください。
Q3. かかとのひび割れが痛いときは保湿だけでよいですか?
A. 浅い乾燥には保湿が役立つ場合がありますが、深い亀裂、出血、赤み、腫れがある場合は診察をご検討ください。
Q4. 見た目に変化がなくても皮膚科を受診できますか?
A. 相談はできますが、皮膚表面に変化がなく足の奥が痛む場合は、整形外科など別の診療科が適することもあります。
Q5. かかとが赤く熱を持っている場合はどうすればよいですか?
A. 早めに医療機関へ相談してください。腫れや強い痛み、発熱を伴う場合は速やかな受診をご検討ください。
Q6. 受診前に準備するとよい情報はありますか?
A. 痛みが始まった日、痛む場所、歩行との関係、皮膚の写真、使用した市販品や靴の変化を整理しておくと伝えやすくなります。
~医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一 監修~
































