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2026.09.14更新

踵の熱感

かかとが熱く感じるとき、まず確認したいこと
「片方のかかとだけ熱い気がする」「触ると周囲より温かい」「赤みや腫れも出てきた」と心配になることがあります。かかとの熱感は、靴による摩擦や圧迫、長時間の歩行、皮膚の炎症、傷からの感染など、さまざまな状態で起こり得ます。また、皮膚表面に目立つ変化がなく、足の奥の痛みやしびれを伴う場合には、皮膚科以外の診療科が適することもあります。
熱感だけで原因を判断するのは難しいため、左右差、赤み、腫れ、痛み、傷、発熱などを一緒に確認することが大切です。


熱感と一緒に見ておきたい症状
受診前には、次の点を無理のない範囲で確認しておくと診察時の説明に役立ちます。
• 片方だけか、両方か
• 熱く感じ始めた時期と、その後の変化
• 触ったときに周囲より温かいか
• 赤み、腫れ、痛み、かゆみ、皮むけ、ひび割れがあるか
• 水ぶくれ、傷、出血、膿のような液があるか
• 新しい靴、長時間の歩行、運動、靴ずれ、けがの心当たりがあるか
• 体温上昇、だるさ、歩きにくさがあるか
左右を見比べたり、赤みの範囲や時間による変化を写真に残したりすると、症状の経過を伝えやすくなります。ただし、強く押す、何度も触る、自己判断で水ぶくれをつぶすといった刺激は避けましょう。


考えられる背景は一つではありません
・靴の摩擦や圧迫
新しい靴、硬い靴底、サイズの合わない靴、長時間の歩行などで、かかとに負担が集中することがあります。赤みやひりつき、水ぶくれ、表面の痛みを伴う場合は、靴が触れる位置との一致も確認します。
・乾燥やひび割れ
角質が厚く乾燥したかかとに亀裂が生じると、周囲に炎症が起こり、熱っぽさや痛みを感じることがあります。出血やじゅくじゅくがある場合は、感染の有無も含めた確認が必要です。
・皮膚の炎症や感染
小さな傷、靴ずれ、虫刺され、かきこわしなどをきっかけに、赤みや腫れ、熱感が広がることがあります。発熱や強い痛みを伴う場合、急に広がる場合は、早めの医療機関への相談が大切です。
・皮膚以外の原因
かかとの奥が痛む、体重をかけると強く痛む、足首や関節まで腫れている、しびれがあるといった場合は、筋肉、腱、骨、関節、神経などが関係している可能性もあります。症状によっては整形外科など別の診療科での評価が適することがあります。


自宅でできる対応と注意点
靴ずれや圧迫が疑われる場合は、原因になりそうな靴や運動をいったん避け、皮膚への刺激を減らします。傷があるときは清潔を保ち、こすらないようにしてください。熱いからといって氷や保冷剤を直接当て続けると皮膚を傷めることがあるため、強い冷却は避けましょう。
市販薬を使う場合も、原因によって選ぶ薬が異なります。赤みや腫れが広がる、傷が治りにくい、症状を繰り返す場合は、自己判断で薬を重ねず受診を検討してください。


受診を検討したい目安
次のような場合は、早めに医療機関へ相談してください。
• 赤みや腫れ、熱感が短時間で広がっている
• 強い痛みがある、または足をつきにくい
• 傷、膿のような液、悪臭、出血がある
• 発熱やだるさを伴う
• 糖尿病や血流に関わる病気があり、足に傷や炎症がある
• 数日たっても改善せず、悪化している
急な強い痛み、広がる赤み・腫れ、発熱などがある場合は、診療時間を待たず救急相談を含めた早めの判断が必要になることがあります。


平井皮膚科クリニックでの相談
平井皮膚科クリニックでは、かかとの熱感に加えて、赤み、腫れ、傷、皮むけ、ひび割れなど皮膚の症状を確認し、経過や生活背景をうかがいます。皮膚以外の原因が疑われる場合には、症状に応じて適切な受診先をご案内することがあります。
受診時には、症状が始まった時期、左右差、痛みや腫れの有無、新しい靴や外傷の心当たり、使用した薬を伝えられると診察が進めやすくなります。当院は時間帯予約制です。WEB予約時にネット問診を入力できる場合は、症状の経過を事前にまとめておくと来院後の流れがスムーズになりやすいです。ご予約はこちら


一問一答Q&A
Q1. かかとが熱いだけでも皮膚科を受診できますか?
はい、皮膚の赤み、腫れ、傷、皮むけなどを伴う場合は皮膚科で相談できます。皮膚表面の変化がなく、奥の強い痛みや歩行時痛が中心なら、整形外科などが適する場合もあります。
Q2. 片方のかかとだけ熱いのはなぜですか?
片側だけの熱感は、靴の摩擦、傷、局所の炎症などで起こることがあります。左右差が続く場合は、赤みや腫れ、痛み、傷の有無も確認して相談しましょう。
Q3. 赤みや腫れもある場合は早めに受診した方がよいですか?
はい、赤みや腫れが広がる、痛みが強い、発熱がある場合は早めの受診を検討してください。感染など、早めの評価が必要な状態もあります。
Q4. かかとを冷やしてもよいですか?
軽く冷やして楽になることはありますが、氷や保冷剤を直接当て続けるのは避けてください。傷、強い痛み、広がる赤みがある場合は、冷却だけで様子を見続けず相談しましょう。
Q5. 受診時に何を伝えればよいですか?
症状が始まった時期、左右差、赤みや腫れの範囲、痛み、傷、発熱、新しい靴や運動・外傷の有無を伝えてください。変化がわかる写真や使用中の薬の情報も役立ちます。
Q6. 予約なしでも相談できますか?
当院は時間帯予約制です。受診を希望する場合はWEB予約をご利用ください。急に症状が強くなった場合は、状態に応じて救急相談なども検討してください。

~医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一 監修~

 

投稿者: 平井皮膚科クリニック

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