
爪が押されて痛いときは、原因を確かめることが大切です
「靴を履くと足の爪が痛む」「爪の端を押すと痛い」「歩くたびに爪まわりが気になる」という症状はありませんか。爪の圧迫痛は、きつい靴や長時間の歩行など一時的な刺激で起こることもあれば、深爪、巻き爪、爪周囲の炎症、外傷などが関係していることもあります。
見た目だけでは原因を区別しにくく、無理に爪を切ったり器具で持ち上げたりすると、皮膚を傷つけることがあります。平井で爪の圧迫痛が続くときは、痛みが出る場面や爪・周囲の皮膚の変化を確認し、必要に応じて皮膚科へ相談しましょう。
爪の圧迫痛で考えられる主な原因
・靴による圧迫や繰り返す摩擦
つま先が狭い靴、サイズが合わない靴、スポーツや長時間歩行によって、爪や爪の下に力が加わることがあります。靴を脱ぐと軽くなる場合でも、同じ刺激が続くと赤みや腫れ、爪の変色を伴うことがあります。
・深爪や爪の角の切り込み
爪を短く切りすぎたり、両端を丸く深く切り込んだりすると、爪の端が皮膚に食い込みやすくなります。触れたときや靴を履いたときに痛みを感じることがあります。
・巻き爪や陥入爪
爪が内側に強く湾曲する状態や、爪の端が周囲の皮膚に入り込む状態では、圧迫痛が起こることがあります。赤み、腫れ、じゅくじゅく、出血などを伴う場合は、爪周囲の炎症が考えられます。
・爪や爪周囲の外傷・炎症
爪をぶつけた、重い物を落とした、ささくれをむいたなどの後に痛みが出ることがあります。爪の下が黒っぽくなる、膿のような液が出る、熱をもつといった変化がある場合は、早めの確認が必要です。
・爪の厚みや変形
爪が厚くなったり変形したりすると、靴に当たりやすくなります。原因は一つとは限らないため、自己判断で爪を削りすぎず、診察で状態を確認することが大切です。
自宅で確認したいポイント
受診時に経過を伝えやすくするため、次の点を確認しておきましょう。
• どの指の、爪のどの部分が痛むか
• 靴を履いたとき、歩いたとき、押したときのどれで痛むか
• 赤み、腫れ、熱感、じゅくじゅく、出血があるか
• 爪の色、厚さ、形に変化があるか
• ぶつけた、靴を替えた、爪を切ったなどのきっかけがあるか
• 痛みがいつから続き、強くなっているか
痛む部分を強く押す、爪の端を深く切る、先のとがった器具を差し込む、自分で爪に穴を開けるといった処置は避けてください。清潔を保ち、患部を圧迫しにくい靴を選びましょう。ただし、糖尿病や血流に関する病気がある方、治療中の病気がある方は、自己処置の前に医療機関へ相談してください。
皮膚科を受診する目安
痛みが数日続く、繰り返す、歩行や靴の着用に支障がある、爪や周囲の皮膚に変化がある場合は、皮膚科への相談をご検討ください。特に、赤みや腫れが広がる、膿のような液が出る、熱感がある、痛みが強まる、発熱を伴う場合は、早めの受診が望まれます。
強い外傷、指の変形、止まりにくい出血、歩けないほどの痛みがある場合は、整形外科や救急診療を含めた受診先の検討が必要になることがあります。判断に迷う場合は、症状ときっかけを伝えて医療機関に確認してください。
平井皮膚科クリニックへご相談ください
平井皮膚科クリニックでは、皮膚科で爪と爪周囲の症状について相談できます。症状の出方や経過、生活背景を確認し、状態に応じて必要な治療や今後の方針をわかりやすく説明します。診察の結果、別の診療科での評価が適切と考えられる場合は、その旨をご案内することがあります。
当院は時間帯予約制です。WEB予約時に事前のネット問診を入力できる場合は、痛みが始まった時期、悪化する場面、外傷や靴の変更の有無などをご記入ください。来院後の確認がスムーズになりやすいです。ご予約はこちら
爪の圧迫痛についてのQ&A
Q1. 爪を押すと痛いだけでも皮膚科を受診できますか?
A. はい、爪や爪周囲の圧迫痛は皮膚科で相談できます。痛みが続く、繰り返す、赤みや腫れを伴う場合は、原因を確認するため受診をご検討ください。
Q2. 靴を脱ぐと痛みが軽くなる場合は様子を見てもよいですか?
A. 軽い症状が一時的で、皮膚や爪に変化がなければ、圧迫しにくい靴に替えて経過を見る方法があります。ただし、痛みが続く、強くなる、同じ場所で繰り返す場合は相談してください。
Q3. 痛い爪の角を自分で深く切ってもよいですか?
A. いいえ、深く切ると皮膚を傷つけたり、爪がさらに食い込みやすくなったりすることがあります。無理に切らず、状態を確認してもらいましょう。
Q4. 赤みや膿のような液があるときは受診したほうがよいですか?
A. はい、爪周囲に炎症が起きている可能性があります。赤みや腫れが広がる、熱感や強い痛みがある場合は、早めに受診してください。
Q5. 爪の圧迫痛は巻き爪が原因ですか?
A. 巻き爪が原因の一つになることはありますが、靴の圧迫、深爪、外傷、爪周囲の炎症などでも痛むことがあります。診察では爪の形と周囲の皮膚を合わせて確認します。
Q6. 手の爪が押されて痛い場合も相談できますか?
A. はい、手の爪の痛みも皮膚科で相談できます。ささくれ、外傷、爪周囲の炎症などが関係することがあるため、症状の経過をお伝えください。
~医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一 監修~
































